ペットは家族といいますが

今や家族の一員といわれるペット。中でもここ数年、ペット産業は不況にもかかわらず売り上げが全体的に伸びています。
特にうさぎや猫や犬が大人気で。ペットと暮らす住宅事情も工夫されています。私はどちらも飼っていますがそれぞれの種に魅力があり、本当にペットの存在は日常生活において大きな存在を占めています。
犬は従順でよく言うことを聞いてご飯の時もせかさずじっと待ちます。
反対に猫は帰ってきても犬のように出迎えたりせず、お腹がすいた時だけ甘えてきます。
こういう違いも非常に面白く、なるほどなと感心してしまいます。
ただペットと飼うということは、命を背中に背負うということです。ペットを迎えるのは誰でもすぐに出来ますが迎えてからが大変なのです。まず世話のなかで必ずするべきことはトイレです。犬も猫も大体、一日2回糞尿をします。一年でおよそ大体600個のウンチを片付けなくてはいけません。10年以上だと何千個も。そしてご飯と水も一年でおよそ500回、さらに医療費、ペット用品の補充、ごみの処理、一匹だけでもこんなに大変なのです。人間の子供は数年もしたら手がかからなくなりますがペットの場合、一生飼い主が手を貸さなければいけません。
こうして数字にすると改めて恐ろしいです。ペットの存在はとてもいとおしいものですが
お金もかかるし気軽に旅行にも行けません。まして近所へのマナーや不幸な命を増やさないよう不妊手術も必須です。このように
命を背負うということはとても贅沢なことなのです。そして自分と向き合うことでもあり修行だと思います。一度飼う前に10年先のこともよく考えて決断するのをお勧めします。

犬と猫、それぞれのペットと暮らして

かつて一度猫を飼い、その後続けて三匹の犬を飼い、最近また猫を飼うようになってあらためて思ったことがあります。
それは、犬の愛情深さを知ることができた喜びと同時に、猫の飼養の気楽さを見直すことができたという点です。つまり、どちらも甲乙つけがたいペットということですね。
犬は賢く飼い主への忠誠心に溢れていて、人間にとってまさに永遠のパートナーだと知って、ますます好きになりました。そしてその分、亡くした時の喪失感が大きいです。やはり毎日散歩へ連れていき、たくさん遊んであげていたからでしょう。
その点、猫は世話をするのにたいした手間がかからず、適切な距離を保てるのがいいですね。ペットロスの悲しみが和らぐわけではありませんが、犬の時よりは理性的に対処できると思います。

一緒にいる時の楽しさや安心感では犬の方にやや軍配が上がるんですが、猫も穏やかな時間を過ごすのにはもってこいのパートナーだなと最近考えはじめています。

反対に、犬よりも意外と猫の方が厄介だと思ったのが、飼い方、しつけの方法です。
犬は吠えや噛みつきの心配があるので、早いうちから徹底して訓練しますが、猫は生来しつけが入らない生き物のため、結果やりたい放題にされてしまいます。ケージやサークルで囲っておけるのもいわば犬飼いの特権で、ひとたび猫を部屋の中に放てば、行きたい所へ行き、やりたい事をするというものです。

家具やファブリック類など、定期的に替えてもいつの間にか引っかき傷や噛み傷がついていたりしますし、壁や柱の損傷ときた日には頭を痛めてしまいます。
総じて飼育には犬の方がお金がかかりますが、被害額は猫の方が大きい気がするのは気のせいでしょうか。
もちろんどちらも可愛いので、結局こちらが折れてしまうのが飼い主の弱みなんですけれど。