2002/7/13 手配から荷造りまで

日程 : 7/22成田(飛行機)⇒メキシコシティ(バス)⇒グアナファト(バス)
⇒ カンクン(飛行機)⇒ シカゴ(アムトラック) ⇒NY(飛行機)⇒成田8/12

今回の旅も「ツアー」ではなく「手配旅行」。 日程は5月頃には決定していたので、早速WEBでエアチケットの手配をする。いつも利用しているのは「CAS Tour」「IACE トラベル」など。今回はMEXICOからUSAの周遊になるので少し割高。コンチネンタル航空で16万円くらい。この時期なら仕方ないか。

続いてアムトラックの予約。シカゴからNYまでの「レイクショアリミテッド」をこちらは無難に「HIS」 にお願いする。レイクショアリミテッドは五大湖であるオンタリオ、エリー、ミシガン湖に沿って走る人気のルート。区間乗車券はコーチで¥21,000。寝台車はなんと倍の4万!高くて手が出なかった・・・。
(アムトラックの詳しいページはこちら

最後にホテルの手配。メキシコでは「日本人ゲストハウス」を中心に探す。現地で生の情報が欲しかったって言うのが大きな理由。「地球の歩き方」の掲示板などからいろんな情報を収集する。
シカゴは「安いけど快適」を基準に「EARTH」で探す。
NYも同じく「安いけど快適」で選択。「Tips From New York」というNYにお住まいの日本人が運営しているページを参考にさせていただきました。

これで手配は終了。 続いて荷造り。
基本的にいつも荷物は少なめ。衣類などは現地で洗濯して着回すようにしている。リュックとウエストポーチが私の旅のスタイル。
でも、旅先の下調べやスケジュールはかなり緻密に行う方。 素敵な体験を逃したくないから。(ホントは英語もスペイン語も覚束ないので、何かあった時にアタフタしなくて済むように・・・・)

今回特別に用意したものは、虫除けスプレーとフマキラーの「
どこでもベープ60」。
果たしてメキシコの「蚊」に効くのかどうか・・・・。
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いよいよあと一週間。カウントダウンが始まった今は、期待と不安でいっぱい。


2002/7/22(月) 成田からメキシコシティへ <白タク注意!>
定刻より30分遅れの16:30に離陸したコンチネンタルCO6便は9時間後トランジットのためヒューストン空港に到着した。イミグレーションもすんなり通過。次のフライトまではたっぷり4時間もあるので空港内をブラブラ探索する。ここヒューストンはUSAのハブ空港で多種にわたる国籍の方々がトランジットのためベンチに身を委ねている。18:00ボーディング寸前、機内持込み主義のリュックを担いだ私はセキュリティチェックのため通路脇に呼ばれる。リュックの中を隅々までチェックし終えた係員に「OK!しかし力持ちだね〜」と苦笑される。開放されいざ機内へ。
成田空港 成田空港 ヒューストン空港 ヒューストン空港

約2時間後、メキシコシティ「ベニート・フアレス」空港に到着。イミグレーションを終え人で溢れている到着ロビーに着いたときには既に21:00を回っていた。
早速タクシーチケットブースを探す。「白タクには絶対乗らないように」ガイドブックやWEBで散々忠告していた・・・にもかかわらずやってしまいました(汗)
「私は空港案内人です。何かお困りですか?」と怪しげに黄色のパスを見せながら声をかけてきた男性に「タクシーチケットブースはどこですか?」と尋ねると「OK!こっちだ」と空港脇にあるカウンターに連れて行かれた。
「チケットはいくら?」と何度も尋ねたが「大丈夫、心配するな」の一点張り。あれよあれよと言う間にリュックをトランクに詰め込まれタクシーは走りだした。「この運転手は英語が話せないのでオレも一緒に行くよ」といってその怪しげな男性も同乗。
走行中にタクシーチケットを渡され「オレの分も入ってるから2人分ね」とN$375タクシーチケットを渡された(ホントはN$110くらい)。相手は男2人・・・。ここはすんなり支払う。あぁ〜自己嫌悪。
※N$1⇒12円(2002/7現在)


2002/7/23(火) テオティワカン遺跡へ <筋肉痛・・・>
メキシコシティは思ったほど暑くない。むしろ日本の夏よりカラッと乾燥していて過ごしやすい。 空気汚染もさほど気にならない。
さぁ、気を取り直して!昨日サンフェルナンド館に到着した2人、若かりし頃から世界中をバックパックしておられ、今回のメキシコもやはり一人旅されている「藤原さん」と5ヶ国語を使いこなすスーパーOL「たむちゃん」の3人でテオティワカン遺跡に行ことになった。近くのパン屋で昼食用のパンと水を購入し、サンフェルナンド館(以下サンフェル)最寄りの「イダルゴ駅」からメトロ(地下鉄)に初挑戦。なれない地下道を乗り継ぎやっと北バスターミナル到着。テオティワカン行きのバスチケットブースにてチケット購入。物凄く荒い運転のバスに揺られること1時間。着きました!ラテンアメリカ最大の宗教都市国家テオティワカンに。じゃぁ--ん!!目の前に現れた壮大なピラミッド群。しばし感動。
急な階段
太陽のピラミッドの急な階段

青タイルのお店の料理

踊るおばさん回るたけさん

早速太陽のピラミッドに登頂。50度位の急な階段を頼りない手すりを頼りにグングン登っていく。一人でも怖いのにたくましいお父さんなどは子供を背負って登っていく。凄い。頂上からの景色はあまりにも雄大で古代人のパワーに圧巻される。たっぷり4時間かけて堪能した後、続いてグアダルーペ寺院に行くことになった。ここは「褐色のマリア様」で有名な寺院。今月末にはパパ(ローマ法王)もくる予定。
続いてその足で国立人類学物博物館へ。ここに行けばメキシコのほとんどの遺跡を見ることができる。(オアハカは改築中)
そして、へとへとになりながらソカロに戻り3人で「青タイルの店」に夕食を取ることにした。ここはタイルが壁に貼りめぐられた素適なレストラン。早速各々好きなものをオーダーする。「サルー!!」疲れた体にコロナビールが毛細血管の隅々まで浸透していくのが感じられる。

サンフェルに戻り一息ついた後「たむちゃん」と、ロイターの専属カメラマンでNY在住の「たけさん」と共に近くのバル(BAR)へ飲みに繰り出す。ここは生演奏も聞けるお手頃なバル(BAR)。 陽気なサルサのリズムにあわせて近くのおばさんが踊りだす。たけさんが借り出されおばさんにくるくると回される。もちろんその後、たむちゃんと私もくるくる回された。
飛ばしすぎたメキシコ初日・・・。


2002/7/24(水) タスコへ
はい、おかげさまで筋肉痛です。
痛む足を引きずり今日は「たむちゃん」と2人銀で有名なタスコに行く。
シティの南バスターミナルから片道3時間でタスコに到着。メルカド(市場)を通り抜けるとソカロ(街の中心)が見えてきた。たむちゃんがタスコで一泊することになったので宿を探す(N$130からN$350くらいが相場)。その後いろんな店で銀製品を物色する。どこのお店も似たようなデザインばかり。きっとどこかで大量生産されているのだろう。
※ タスコは土曜日に「銀市場」が開かれるらしく、行くなら土曜日が良いらしいです。
ソカロ周辺では子供たちが土産売りに精を出している。あまりにもがんばっているので「亀の首振り人形」を10個買う事にした。1個がN$5なので「10個でN$40にして」と言ったら「12個でN$50でいいよ」と言われた。商売上手。そのあと「写真一緒にとって」って言うと「N$1ね」と言われた。たいしたもんだ。払わなかったけど。

タスコの街並み

働き者の少年と

どアップ土田くん
サンフェルにもどってから近くのレストラン「Paris」に行く。 メンバーはコロンビアで日本語教師をしている「りょうちゃん」、留学生の「土田くん」、プロレスラーの「森さん」の4人。
明日夜ラテンアメリカタワーに行くことになった。

2002/7/25(木) ソカロ散策〜夜のメヒコ
帽子もかぶらずふらふらしてたので頭皮が日焼け。そしてとうとう顔の皮も捲れました。
今日はジャマイカで日本語教師をしている「小宮山」さんとソカロ散策。

テンプルマヨール、国立宮殿、メルカドなど満喫した後ソナロッサに移動。久しぶりに日本ぽい味のおいしいランチにありつけた。夕刻前にサンフェルに戻る。

夜、明日発つ「りょうちゃん」のリクエストでラテンアメリカタワーに行く。メンバーは「りょうちゃん」「たむちゃん」大阪で予備校の教師をしている「金井さん」ミュージシャンの「たいすけくん」ボクサーの「上杉さん」あと一人名前のわからない男性・・・計7人。
雨が降っていたけど平気。夜の9時ごろ出発する。歩くこと5分、到着しましたラテンアメリカタワー。エスカレーターでぐんぐん上る。するとそこにはオレンジ色の素敵なメヒコの夜景が広がっていた

ラテンアメリカタワーにて

マリアッチたち

りょうちゃんとおまけ2人
調子付いた皆の衆は続いてマリアッチが聞ける「ガリバルディ広場」に繰り出した。
ここは本来ならばカップルで来るところ。男性が愛する女性のために愛の歌マリアッチをプレゼントするのです。あちらこちらにラブラブ達がいっぱいいるのだ〜。

そして唯一野外でお酒が飲めるところ。早速セルベッサ(ビール)で乾杯し、他人のマリアッチに半ば強引に紛れ込んで楽しませていただく。
そしてさらに調子付いた皆の衆は「森さん」も加わり8人でタクシー(フォルクスワーゲン)に乗り込みソナロッサのクラブに朝まで踊りに行ったとさ!!

2002/7/26(金) 今宵もオールナイト
早朝、仲良しだった「たむちゃん」「りょうちゃん」とお別れ。ちょっぴりさみしい。
今日はひとりぷらぷらソカロ外れのメルカドで時間をつぶす。地元の人しかいないもの凄く盛大なメルカドでたっぷり4時間ぐらい歩き回る。
夜はまたもや踊りに行くことになった。今宵のメンバーはディズニーシーのデザインも手掛けた「たろうさん」そしていつもの「たいすけくん」「森さん」「上杉さん」留学生の「ともみちゃん」スッチーの「今泉さん」の7人。そしていつものごとくフォルクスワーゲンのタクシーに乗って昨日のクラブに繰り出す。
ボディチェックをパスし店内へ。フライディナイトでフロアーは混み込み。ステージで踊っていたブラジリアンのダンサーさん達は人間業とは思えない程腰をブルンブルン振りとてもセクシーで素敵だった。 その日ももちろん朝帰り。

2002/7/27(土) グアナファトへ
今日から2泊3日の予定でグアナファトへ移動。 北バスターミナルから約5時間。素敵なコロニアル都市グアナファトに到着したのは夜9時頃でした。
宿泊先の「ビアへーロス」に着くや否やオーナーの京子さんに、今から「エストゥディアンティーナ」があるとの情報を頂く。
エストゥディアンティーナ
エストゥディアンティーナ
急ぎ足でサンディエゴ教会まで行き早速参加する。 中世の衣装を身にまとった奏者達の素敵なセレナータを聞きながら1時間ほど夜の街を練り歩く「エストゥディアンティーナ」。最後は口付けの小道で解散。夜も深いのでタクシーで宿まで戻る。

2002/7/28(日) グアナファト散策
その日の宿泊客はあいにく私一人。 
ここのドミはとても素敵なおうち。掃除も洗濯も行き届いている。おいしい朝食を頂いたあと、早速街に繰り出す。街並みを楽しみながらゆっくり歩く。
あちこち散策し、お昼ころ往復N$20のケーブルカー(?)に乗って「ピピラの丘」に登る。ここはグアナファトの素敵な街並みを一望できる丘。しばしの間、景色を堪能する。

ビアヘーロス

ピピラの丘

世界一のタコス屋さん
お腹もすいてきたので京子さんお勧めのお店でランチを食べ一旦ドミに戻る。
世界一おいしいタコス屋さんにご招待いただくため、 夜の9時に京子さんとサンディエゴ教会前で待ち合わせし、また街へと繰り出す。
そして再び「ピピラの丘」へ。 メキシコは日本に比べて日が長く、8時を過ぎた頃からやっと太陽か落ち出す。カンテラのオレンジが街を染めていく頃、となりにいたメキシコの子供たちのひそひそ話に気付く。すかさず日本から持ってきた千代紙をとりだし「つる」や「やっこ」「風船」を折ってプレゼントする。仲良くなった子供たちとつたないエスパニョールでお話。折り紙のお礼にと一人の子供がブレスレットをくれた。感動!(その後、この旅のお守りとしてずっと肌身離さず着けていました)そろそろ9時、子供達との別れを惜しみつつピピラを後にした。

そして京子さんと合流。タコスを頂き(ホントに世界一かも!?)近くのカフェで「 ラテ」を飲み宿に戻る。

2002/7/29(月) サルサに兆戦!

朝11時から近所に住む雑貨屋の少年「ホワン先生とファラマ先生」にエスパニョールを教わる。午後2時からはダンスの先生「カルメンさん」にサルサを教わり今晩「サルサ・バル」に行くことになった。とそのとき「ゆうこさん」がチェックイン。彼女はダンス大好き人間でカンクンから各地のサルサ・バルを荒らしながらグアナファトにたどり着いた本物バイラ-。

バイラーゆうこさんと一緒に街に繰り出し「バル・オーチョ」でビールを飲みながら世間話をする。その後ピピラに登ったが突然のスコール。しばらく雨宿りしてから昨夜の世界一のタコスに今日子さんと共に再トライし一旦宿に戻る。

ホワン先生とファラマ先生

バル・オーチョ

民芸品に絵を描く少年
初体験サルサ・バルへ。薄暗い店内はまだ人影もまばら。テーブルチャージはなし、ビールN$30のみ。安い!サルサは男性が女性を誘うもの。女性から誘うのはタブー。なので誘われなければその日は踊れないというシステムなのです。しばらくすると見知らぬオヤジに誘われた。昼間習ったステップは残念ながら私の「脳メモリ」から消え去っていた。オヤジのリードのままグルグルグルグル廻された。1曲がとても長かった。 次にそのオヤジは「ゆうこさん」を誘った。ゆうこさん凄く上手!!
そして忘れ去った「脳メモリ」を呼び起こすかのごとく「ゆうこさん」にステップを教わる。「女性同士」でフロアで踊るのはタブーなんだけどね・・・。そして午前2時、サルサ・バルを後にした。

2002/7/30(火) シティに戻る
30kgの荷物を背負いグアナファトを後にした。今夜シティで「旅」の掲示板で 知り合った「あきこさん」と食事する約束をしているのだ。バスで5時間、シティに到着したときは夕方過ぎだった。サンフェルに戻り荷物を置きリビングで寛ぐ。懐かしい顔がたくさんありホッとする。

午後9時前あきこさん到着。レストラン「Paris」に食事しに行く。
そして今宵もサンフェルリのビングにて例のごとく例のメンバーで例の時間まで飲みまくるのであった・・・。

2002/7/31(水) サンフェル延泊1日め<パパに会う!>
ホントは今日カンクンに移動の予定だったが変更。シティの居心地があまりにも良いので延泊する事にした。

パパに会いに行くぞ!パパとは「ローマ法王」のこと。サンフェルの近くをパレードするらしく朝早起きして見に行く。現場は既に人の山。土産物売りなんかもでて大騒動。郵便局も今日はお休み。メキシコは国民の95%以上がカトリック教徒。ローマ法王は特別な存在なのだ。お〜来た来た。パパが乗っていた防弾ガラス張りの車は時速30km(推定)の速さでビューんと一瞬にして通り過ぎた。速すぎちゃうの??

パパ(右上)

リビングにて

コバシくんはサッカーの先生
夕食に、ど-しても「野菜炒め」が食べたくなりサンフェルから徒歩15分の「ウォルマート」に買出しに行く。メンバーは「しのちゃん」その子供「ひびちゃん(1歳6ヶ月)「たいすけくん」「上杉さん」そして私の5人。キャベツ、玉ねぎ、卵、にんにく、お肉、生ハム(500g/1000円←安い!)メロン、アルコール各種などなど買い込む。
宿に戻って早速調理開始。 メニューは「ちらし寿司、焼肉、野菜炒め、出し巻き卵、お味噌汁」いやぁ〜ひさしぶりの日本食。おいしいよ!!

食事が終わり早速飲み会開始。おつまみに「生ハムメロン、クリームチーズ、カマンベールチーズ、クラッカー」アルコールは「セルベッサ、赤白ワイン、ロン(ラム)、日本酒」。
夜中突然の停電。しかし私たち(いつものメンツ)はローソクを立て朝の5時まで飲みつづけたのでありました。(ダジャレはほどほどに!)

2002/8/1(木) サンフェル延泊2日め

またもや今夜も延泊決定。カンクンからシカゴに飛行機で移動する予定だったがなんとかシティから飛べないものかと「コンチネンタル」に助っ人佐藤さん(留学生)と共に交渉しに行く。既にFIXされているチケットだったけどダメ元で懇願。(主に佐藤さんが・・・)「私は体調をくずしてどうしてもカンクンには行けないのっ〜」「ぷり〜ずっ」と右斜め45度に顔を傾けてサル芝居(私が)うってみたがあえなく却下。ここでは媚びも通用しないようだ。(ありがとう佐藤さん・・・)

いつものメンバー

ひびき&たいすけ

アディオス・メヒコ!!
本日の夕食は「ともみ嬢」が腕をふるってくれた。初料理!?の割にはとってもおいしくできてた。はなまる。
今夜も飲むぞ!朝5時までがノルマ!!ということで11時閉店のウォルマートまで急いで買出しに行く。「しのちゃん」が高級ロンをご購入。ぱちぱちぱち。
リビングが混んでいたので開催場所は「たいすけくん」の部屋。バックミュージックは「モー娘。」明日から保育園に行く「ひびちゃん」ももちろん参加。ギブ人続出の中「たいすけくん」「しのちゃん」「私」が最後まで頑張った。そして朝5時過ぎ、ノルマ達成後みんなダウン。

2002/8/2(金) シティからカンクンへ<満天の星空>
朝8時、ひびちゃんの保育園があるので早起きしてみんなを起こす。眠い目をこすりつつ、「たいすけくん」が「しのちゃん・ひびちゃん」を保育園まで送りに行く。

とうとう今日でシティともお別れだ。正午前、後ろ髪を引かれる思いでサンフェルを後にする。ホントに楽しい毎日(酒盛り!?)をありがとう。

バスターミナルにて

快適な車内

朝焼けも美しい
さぁ!気持ちも新たにいざカンクンへ。
13:35バスはメキシコシティ東バスターミナルを出発した。到着予定は24時間後。
プリメーラバス(1等バス)はとても快適。洗面所は清潔だし、ドリンクも飲み放題。それにTVには映画が放映されている。スペイン語吹き替えのためほとんどわからずないけど・・・。 途中、ドリンクの補給や車内清掃のため2回程休憩をとる。

夜中、ふと車窓から暗闇の空に目を向ける。黒漆の空に無数に広がる満天の星たちがパノラマ状に映しだされていた。しばらくの間食い入るように空を見つめる。こんな風にゆっくり空を見つめたのってどれくらいぶりだろう・・・。旅に出ると普段目に留めることができない風景もじっくり眺めることができる。醍醐味。

2002/8/3(土) カンクン到着 <すばらしきかなカリブ海>
正午過ぎ、カンクンのバスターミナルに到着。近くの公衆電話から「カーサ吉田」に電話する。空部屋があるようなのでリュックを背負って歩いて向かう。
「洗濯しなくちゃ・・・」部屋に荷物を下ろし近くの「OXXO」に洗剤とビールを買いに行き早速洗濯を始める。洗濯機はなく、手でごしごし洗い2階の干し場に干す。暑い!とにかく暑い!ビールをぐいぐい飲んでしまう。(既に4本いきました)

時間は午後4時過ぎ。「カンクンの海は世界一」という皆さんの意見に背中をおされカリブ海を見に行くことにする。近くのバス停からホテルゾーン行きの「R1」バスに乗る。15分後、ホテルゾーンに到着。「わぁ〜ほんまに世界一や!」白く輝く砂浜と透明なマリンブルーの海が広がってた。
すばらしい景色・・・。 一人で来てはいけない場所だ。

マックは万国共通

透明な海

朝まで話したバルコニー
宿に戻りゲストの皆と話をする。さすがバックパッカー御用達のカーサ吉田、何年も旅をしている方が多い。
ダイスケくんのキューバで強盗に合い殺されそうになった話やカワイさんのアフリカのケープタウンの話。RONをCOKEで割った「キューバリブレ」を飲みながら楽しい話は尽きることなく朝まで続きました。カワイさん、ダイスケくん、ピッピさん、その他の皆さん、どうもありがとう。また世界のどこかで会えるかもしれませんね。

2002/8/4(日) カンクンからシカゴへ
結局一睡もせずカンクン空港へ向かう。フライト時刻の3時間前にチェックインしたので席はなんと一番前。ラッキー。

飛行機が滑走路をのろのろ走っている間に既に眠ってしまう。起きたのはトランジットのために立ち寄るヒューストンに着いた時だった。トランジットタイムは1時間。が、しかしイミグレを通過したときにはボーディングタイムを既に10分経過。走る走る!!ヒューストン空港をカールルイスばりに走る!なんとか間に合った・・・ホッ。
シカゴまでのフライトもみごと爆睡。荷物をピックアップし、空港バスを使って予約していた「キャス・ホテル」に向かう。久しぶりのホテルだ〜!個室だ〜!ふかふかのベッドだ〜!張り詰めていた緊張感が少し緩んだ。

2002/8/5(月) シカゴ散策<アンタッチャブルの階段>

昨日は久しぶりに熟睡した気がする。10時間程眠ってしまった。やっぱりドミ生活に少々疲れ気味だったのだろう。気が緩んだせいで風邪をひいてしまった。

テキパキ準備をし、早速街に出る。気温26℃。ビル風が心地よい。ちょっと早いランチは昨日から心に決めていた「チーズケーキファクトリー」だ。とにかく凄い人気。朝早く来て正解。アイスカフェオレとチーズのペンネパスタを注文する。おいしい!行列ができるのも納得。が、案の定量が多くて食べ切れなかった。ボーイに「私の胃は凄く小さいの」と言い訳をし、笑いを取ったところで店を後にする。

市内をブラブラ観光した後、ミシガン湖のほとりに座ってのんびり手紙を書く。穏やかな時間が過ぎていく。

グラントパーク

かもめとミシガン湖

ユニオンステーション
そう!シカゴに来たのは「アンタッチャブルの階段」を見るためなのだ。あの有名な乳母車が階段を落ちていくシーン。ユニオンステーションの東側に・・・あったありました。えっ!?ほんとにここなの??スクリーンで見るのとはやはり違う。思ったより小さい。しかもゲームセンターとか土産物屋があったり、ごく普通の駅の階段だった。でも満足満足。

2002/8/6(火) マイペースなアムトラック
コーラにレモン味って日本にあったっけ?アメリカではブリちゃん出演のCMがガンガンながれてる。それはさておき・・・。 どうやら本格的に風邪をひいたよう。 食生活もかなり乱れているので栄養剤を買う。今日はアムトラックでNYに移動する日。正午前にホテルをチェックアウトしてユニオンステーションに到着。荷物を預けてから街を散策しようと思っていたけどちょっと無理みたい。
近くの薬局で風邪薬を購入、飲んで安静にしている。(駅のベンチで7時間・・・)

ダイエットコーク・レモン

ビタミンCとB6

アムトラック乗車
2時間遅れでアムトラック(レイクショアリミテッド)はやっと出発。
シートはビジネスクラス並に快適。 コーヒー片手に車両をチェックしに行く。ラウンジカーが見つからない〜っと思ったら停電発生。しばらく席でゆっくりすることにしよう。

2002/8/7(水) NY到着!
いや〜噂には聞いていたけどホントに寒かったアムトラック。ブランケットは必須。
湖畔を走るのが売りのこのレイクショアリミテッド。でも夜なので何にも見えない・・・。意味ないじゃん。 斜め後ろのカップルの男性、すごく大きな口をあけて寝ている。まるで誰かにそっくりや。

ペンステーション

マンハッタン

タイムズスクエアB&R
遅れること4時間、やっとNYペンシルバニア駅に到着。荷物を受け取り早速今日のお宿「タイムズスクエアB&R 」へ向かう。
ポートオーソリティ・バスターミナルの南側にある日本人経営のゲストハウス。宿泊客は日本人以外でもOK。 オーナーはサムさんとひろしさん。各部の説明をしていただき48時間ぶりにシャワーを浴びる。部屋は2段ベッド2組の4人ドミだけど私しかいないので快適。宿自体もとても清潔で問題なし。
明日はSTOMPのチケットを予約して、コニーアイランドに出かける予定。

2002/8/8(木) コニーアイランド&STOMP観賞
9時起床。支度をしてSTOMPのチケットをBOXOFFICE(2Ave/7−8st)に買に行く。地下鉄に乗ってユニオンスクエアーあたりで下車、とことこ歩いて南へ下っていく。OPENが13時だったので近くを散策。スターバックスでトールモカ(日本と同じ味)を飲み、再びBOXOFFICEへ。リザーブシートはD-8、前から4列目だった。

続いてコニーアイランド。ここに行くのには理由があるのです。
5年ほど前でしょうか、NYの「汚い、臭い、怖い」というトイレのイメージを払拭するべく日本人の女性アーティスト「松永はつ子」さんがコニーアイランドにある水族館のトイレに壁画を描いたのです。これがど-しても見たかったから。

イルカショー

トイレの壁画

コニーアイランド
地下鉄「Nライン」でマンハッタンから50分。コニーアイランド駅に到着。
ここは、海水浴もできる小さなリゾート地。遊園地などもあり子供達で賑わっている。
水族館には魚のほか「せいうち」や「ペンギン」「イルカショー」(かなり笑える!)などがあり十分楽しめる。そして館内中央にあるトイレの壁画にもお目にかかることができました。壁には色落ちすることもなく5年経った今でも色鮮やかな魚たちが泳いでいました。
時既に6時過ぎ。海辺で一休みしたあと、8時開演のSTOMPの劇場へ向かう。劇場周辺の2Ave/8stは日本食のレストランがとても多い。やきとり・お好み焼き・寿司etc...。そしてBodyPierceやTATOOの店もたくさんある。おへその横に小さくTATOO入れようかどうか迷ったが今回は見送ることにした。
STOMPは・・・打楽器好きの私にはたまらなく楽しかった。

002/8/9(金) 美術館&アポロシアター
今日はルームメイトの「じゅんこさん」(以下じゅんちゃん)と連れ立って美術館を巡った。まずはクイーンズに移店中の「MoMA」。1DayFree($4)のメトロカードを買い地下鉄に乗り込む。Fライン43st駅下車、駅のすぐ近くにあった。「じゃ、2時間後ね」と中は別行動。しかし!アイテム数が非常に少ない。ゴッホはかろうじてあったけど、モネの「睡蓮」やアンディ・ウォーフォールの「マリリンモンロー」もなかった。ちょっとがっかり。1時間もしないうちに見終わった。

気を取り直して今度は、「PS-1」に行く(プレステではありません)。ここは小学校をミュージアムとして利用しているところ。素晴らしい作品やら微妙な作品までいろいろ。芸術って紙一重ね・・・。歩きつかれて屋上で一休みする。マンハッタンが一望できる贅沢な場所。かくれた名所かも!?

MoMA

PS-1からの景色

焼肉〜!
話題が焼肉に変わりどうしても食べたくなった私たちはコリアンタウンへと向かった。
「3000円でお腹いっぱい食べれる」という私の前情報を信じ、ひたすら安い店を探す。が見つからない・・・。疑わしき前情報・・・。コリアンのおにいさんに聞くと「どこも同じくらいするよ」と言われた。仕方ないのでおにいさんお勧めのBBQレストランにはいる。「様子を見ながら少しずつ頼もう」と決め、ビール×2・プルコギ×1・石焼ビビンパ×1を注文する。すると、あらら〜付け出しにいろんなものが出てくる出てくる。これでお腹いっぱいになりそうなほどでてきた。お味のほうもどれもGOOD。ビールもおかわりして前情報通り一人ジャスト3000円だった。疑ってごめんなさい。

夜は、別部屋の「じゅんさん」(以下じゅんちゃん2)がアポロシアターで開催される「ラテンライブ」の無料チケッがト当たったというのでご招待いただき3人で見に行く。入場チェックがとても厳しく私のデジカメは「バッテーリー」を抜かれ、「じゅんちゃん」の「写ルンです」はゴミ箱に捨てられた。
観客はもちろん黒人の方がほとんど。ライブの内容は「スペイン語のラップ」だった。想像してたのと少し違った・・・。
そのあと地下鉄に乗ってドミに戻る。夜の地下鉄だってもうへっちゃらさっっ!

2002/8/10(土) チャイナタウン&デ・ラ・グアルダ観賞
今日のランチはNYで一番おいしいと言われている「鹿鳴春の小龍包」を頂きにチャイナタウンへ。その前に「グランドゼロ」に行く。あれから10ヶ月、もう跡形もなく整然とした感じで周辺には土産物屋がたくさんでていた。

スタバで一息ついた後いざチャイナタウンへ。おそるべしチャイニーズパワー!リトルイタリーをほとんど征服。チャイナタウンがドンドン広がっている。
消防車が走っている。んっ!?車炎上!!さすがNY、こんな光景もきっと日常茶飯事なのね。

グランドゼロ跡地

車炎上

マックも中国語
ありました「鹿鳴春」。店内は大変な混雑。奥の円卓に案内され「青島ビールと小龍包」を注文。8つ入りの小龍包は一人では食べきれない。隣に座っている中国人グループに「我・贈・腹・満」と書いたら何とか通じたようなので残りの4つをあげた。

その後タイムズスクエアで開催されていたフリーマーケットを堪能し夕刻頃一旦ドミに戻る。夜のミュージカルは7時開演。その前にドミのオーナー「ひろしさん」とインドネシア料理を食べに行く。初体験のインドネシア料理は癖がなく日本人の口に合い、とてもおいしかった。デザートのバナナのクレープ包み揚げ?も最高でした。

ミュージカル遅刻しました。7時開演なのに 着いたら7時15分。スタッフに「今からでも大丈夫?」って聞くと「初めから見たほうが良いから次の会にしたら?」と言われた。次の開演は10時。せっかくなのでそうすることにした。
あと2時間30分、どうしよう・・・。と思っていたらすぐ目の前のユニオンスクエアで無料のジャマイカライブをやっていたので時間まで見ていた。

オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「デ・ラ・グアルダ」は演劇を見るというよりパフォーマンスを見るといった感じのもの。座席なしの立ち見、そして水浸し(場所によっては)になるのを覚悟して行くようにしましょう。

8つ入り おなかいっぱい

フリーマーケット

ジャマイカライブ
そして、今回の旅行クライマックスは「ラテン・クラブ」で踊りまくること!!

「じゅんちゃん」と12:15AMにラテンクラブ「Sob's 」前待ち合わせ。この店は打楽器メインの生ライブがある。演奏がはじまるとフロアセンターの一番前に「リーダー」(自薦・他薦あり)が現れ、その人の踊りをみんなで真似て踊るといった「暗黙の了解ルール」がある。まるでパラパラを踊る若者達のようにフロアが一つになっていた。ある意味変?捕りつかれたかのように踊り狂って店を出たのは3:00AM頃。途中、吉野家に寄り牛丼を買い地下鉄に乗って帰った。

地下鉄で眠る女じゅんこ

シェーをする女ナオミ

吉野家

2002/8/11(日) 日本帰国の日
朝7時過ぎのバスに乗るためそのまま寝ずに朝を迎える。とうとう今回の旅も今日で終わり。楽しかった思い出がフツフツと湧き上がる。とても早く感じた3週間。そう、ヒトリタビの醍醐味って世界中の色んな人たちに出会えること。
人の生き方って千差万別。出会いや体験、見たもの聞いたもの感じたもの、全部素直に受け止めたい。
そして飛行機は14時間後、無事成田に到着。 パンパンに膨らんだリュックを背負って現実の世界へ・・・。

--おわり--

最後まで読んで頂いた皆さん、お付き合いありがとうございます。
そして、旅で出会った皆さん、ホントにありがとう。

Gracias por sus tenciones!Hasta luego!

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出発前
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